吉原が講演させていただいた ｢日本不動産経営協会（JRMA）オープンカレッジ2023｣ のご縁から、JRMA福岡合宿研修が実現し、東京より会員の皆さま約50名が視察研修にお越しいただきました。
研修では、セミナー・冷泉荘視察・まち歩きが行われました。
【セミナー】＠アクア博多 6/8（土）
◾吉原 勝己氏「福岡の大家がビンテージビルを文化にするための活動報告」
◾岡山大学 建築学 橋田竜兵先生「民間の中高層アパートメント研究のはじまり」
◾東京情報堂 中川寛子氏「路線価図でまち歩きセミナー」
冷泉荘視察
後半の「路線価図でまち歩き」では、中川氏解説のもと下記ルートを巡りました。
冷泉荘～川端通商店街～キャナルシティ～博多駅～出来町公園（旧博多駅）～博多旧市街～櫛田神社
10年間で3倍も跳ね上がった地点もあるという博多の地価。路線価図と現地の様子を照らし合わせながら歩きました。
日ごろ何気なく歩いている道を、路線価図を見ながら歩いてみることで、まちの見方が変わる気がします。駅から距離があっても路線価が高くなっていたり、道が一本違うだけで路線価が大きく異なっていたり。高低差や土地の履歴など、価格には必ず理由があり、その理由を知ることでまちの不動産への理解が深まるということを教えていただきました。
中川さんの著書「路線価図でまち歩き」
いろんなまちの見方を知ることで、まちと建物の関係性を深く理解し、よりまちに根差した使い方の発想を生み出せる可能性があることを学びました。
今回の研修の企画・準備をいただいた事務局の皆さま、お越しいただいたJRMAの皆さま、講師の皆さま、このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
スペースRデザイン 新野
日本不動産経営協会 WEBサイト
https://www.jrma.net/activity-schedule/Past-activity-results/Action/202406