商業と暮らしのほどよい距離
中央区白金は、周辺を薬院、平尾、高砂の商業地域に囲まれたまち。商業と暮らしの感覚が混ざり合うエリアです。
夕方に小学校の下校時間帯になると、地域の見守り隊の人たちと小学生の会話が聞こえてきたり、公園でサッカーする子どもたちがいたり。一方で、まちに点在する多様なお店へ訪れる大人たちがいたり。そんなまちの中に「テラスシロガネ」は位置します。
右手前、クラシカルな雰囲気のデザインが不思議と周囲に溶け込む白い3階建ての建物が「テラスシロガネ」。全4戸の事業用の建物です。まちにひらき、まちの日常に溶け込み、時にはまちに刺激をもたらすような場を目指します。
白金のまち
第二種住居地域の白金は、歩道が広く、小学校や公園があり落ち着いた雰囲気を持っています。集合住宅の1階部分や、戸建てを活用した個性的な店舗が点在し、西鉄薬院駅・平尾駅ともに徒歩圏内。歩いて楽しい、多種多様なものごとが存在するまちです。
shirogane distance シロガネ ディスタンス
どんな場がまちに必要なのだろう。まちにある様々な要素から考えたことは必然的に、まちの中に流れるいろんなものとのほどよい距離感を、そのまま建物の将来像に取り入れるというものでした。それは、入居テナントさんと建物の関係性や、建物とまちの関係性そのもの。まちをみつめ、まちと複合する建物。それぞれのぺースで育つ関係性を、見守り、対話するような。
(※工事前の写真です。)
いろんなものごととの関係性を考え続ける、まちと呼応するような建物へ。
「テラスシロガネ」概要
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒810-0012 福岡県福岡市中央区白金2丁目2-14 |
交通 | 地下鉄七隈線「薬院駅」2番出口 徒歩約9分(650m) |
構造 | SRC造3階建て |
築造年月 | 1982年(昭和57年)1月 |
戸数 | 4戸 |